合宿免許と通学免許の違いって?どっちがいいの?

これから運転免許を取ろうと思っている人にとっては、どのようにして免許を取るかという選択肢がいくつかあることだろう。各都道府県の運転免許センターで外来試験(一発試験とも言われる)を受験するという非常にリーズナブルかつ難易度バリ高の方法もあるが、多くの人は教習所や自動車学校に通う方法を選ぶ。ちなみに教習所と自動車学校は同じものと考えてもらって構わない。そして、教習所と一口に言っても、合宿免許と通学免許があるのだが、最近の人気はやはり合宿免許だ。

合宿免許なら短期間で取得できる

普通免許のAT限定であれば、なんと最短14日間で取得可能だ。最短というのは教習が規定時間で修了して、終了検定、仮免許学科試験、卒業検定をすべて1回で合格した場合の日数である。自動車学校によっては最短15日間で組んでいることもあるが、いずれにしても通学免許に通うよりは圧倒的に短期間で免許取得が可能になる。

逆にいうと、合宿免許に参加している間は自動車学校に拘束されることになる。つまり、指定されたスケジュール通りに教習を受けなければならない。自動車学校の都合で予定を変更されることはよくあるが、自分の都合で予定を変更してもらうことは原則できない。どうしても急用ができて一時的に帰るとなれば、それなりの手数料を取られるだろう。合宿免許とはそういうサービスである。

ちなみに、朝から晩まで1時間も休みなしで教習が入ることはない。1日当たりの技能教習の時限数には法律上の制限があり、第1段階(場内)は1日2時間まで、第2段階(路上)は1日3時間までと決められているからである。うまい具合に空き時間がまとまれば、近所を散策したり温泉に行ったりするくらいはできるだろう。

対して通学免許の場合、自分の都合に合わせて予定を組むことができる。夜だけがいいとか、休日だけがいいとかも聞いてくれる。そもそも、教習を1時間受け終わるごとに、次回の予約を取らなければならない(歯科医院をイメージしてもらったらいいだろう)。ところが、土日や夜間は人気の時間帯であり、予約がなかなか取れず、卒業まで多くの期間を要することになる。そのため、高額なオプション料金を払って、次回より先の予約を取らなければならないのである。

もちろん、すべての通学免許がそのようなシステムになってるわけではない。申し込み時に卒業までの予定をすべて取ってくれる自動車学校もある。合宿免許もやっているような比較的地方の教習所はそのような良心的なところが多いように思う。そうは言っても、もしなるべく短期間で終わらせたいなら、少しでも早めに申し込んだろうがいいだろう。

合宿免許は非常に安い時期もある

合宿免許の料金相場は時期によって変動する。一番高い時期は学生さんが長期休暇となる、2~3月、8~9月である。AT限定で30万円を超える。逆にそれ以外の時期、例えば11月なんかは安いところは20万円くらいになる。また、多くの場合、宿泊費や食事代が含まれているほか、教習が延びたり検定に落ちてしまった場合の追加料金も発生しないプランになっているはずだ。

一方で通学免許の場合はシーズンによって変動することはないが、安いところでもAT限定で25万円くらいはかかる。さらに、休日や夜間に割増料金が発生したり、延びてしまった場合の追加料金も発生する。また、先に述べたように、次回より先の予約を取るためにオプション料金を取る教習所もある。

合宿免許と通学免許どっちがいいかは人それぞれ

閑散期といわれる4~7月、10~12月に3週間ほどの長期休暇が取れるのであれば、合宿免許がおすすめである。3週間というのは、教習が延びてしまって卒業予定日に帰れないこともあることを考慮してのことである。知らないところで知らない人たちと集団生活はちょっと…という人もいるだろうが、思ったほど集団生活ではないし、ちゃんとした教習所を選べば意外と快適である。大きいベッドのシングルルームに洗濯機や冷蔵庫も完備、1日3食付き、フィットネスジムや温泉を併設している教習所もある。どこの教習所も少子化でお客さんが減りまくりで差別化に必死なのだろう。

また、学生さんにとっては、長期休みに友達と旅行気分で免許を取りに行くというのもいいだろう。繁忙期となれば料金は閑散期より10万円以上高くなるが、免許も取れて、快適な食事付きの生活が提供されるのだから、そう考えたら高くないかもしれない。

一方で、3週間なんてどうしても予定を空けれないとか、週に2日しか通えないという人は通学免許を選ぶしかない。教習所により料金やサービスにかなりの差があるので、よく調べて教習所を選ぶことをお勧めする。無料の送迎バスがあることは必須条件である。なければ電車やバスで通うことになり、結構高くつく。それから、意外な盲点なのだが、教習所にWi-Fiが飛んでいることも重要だ。3時間以上連続して技能教習を受けてはいけないなどの法律上の縛りがあったり、帰りの送迎バスの時間がまばらだったりと、結構空き時間ができてしまうものだ。

というわけで、弊ブログの1つめの記事はここまで。今後は皆さんが免許を取るにあたって少しでも役に立てるようなブログにしていきたいと思っています。免許制度のことから運転テクニックまで、多くのことを書いていきたい。ではまた。